
はじめまして。紬(つむぎ)です。
IT系の会社で働く20代。2匹の猫と暮らしながら、「家族のあしあと」を運営しています。
この場所に辿り着いてくださり、本当にありがとうございます。
私は現在、ブログを通じて、大切な人やペットを見送った後の「心の整理」と「デジタルの整理」をお手伝いする活動をしています。
私を動かした、一匹の猫との別れ

私が「死」について真剣に向き合うようになったのは、愛猫との突然の別れがきっかけでした。
仲の良い兄弟猫のうちの1匹でした。
昨日まで当たり前のように兄弟と追いかけっこをしていたのに、ある日、肥大型心筋症という病が、日常を奪いました。
急に具合が悪くなり、慌てて入院させたその日の夜。
そのまま帰らぬ猫となってしまったのです。
信じられない思いで連れて帰ってきた、冷たく硬くなった身体。
最後の一晩だけは、どうしても離れたくなくて、抱きかかえるようにして一緒に眠りました。
翌朝、火葬場へ送り出すまでの数時間は、私の人生で最も辛く、そして「命の終わり」を痛烈に意識した時間でした。
感傷に浸る間もなく押し寄せてきたのは、残酷なほどの「現実」です。
2つのうち1つの給餌器、いつも一番上で寝ていたキャットタワー、お気に入りの毛布。そして

あの子がゴロゴロ喉を鳴らしていた動画、スマホのどこに保存したっけ?」
SNSにアップしていた可愛い姿、私が管理できなくなったら、あの子の生きた証まで消えてしまうの?
昨日まで「生活の一部」だったデータが、一瞬にして「遺品」という名の、切ないモノに変わってしまったのです。
「デジタル遺品」は、最後の対話
特に今の時代、スマートフォンやパソコンの中には、その人が生きてきた軌跡。
つまり「あしあと」が詰まっています。
かつて家族の緊急事態に直面した際、ロックされたスマホを前に、私は自分の無力感に呆然としてしまいました。
必要な連絡先も、思い出の1枚も、すべてが分厚い壁の向こう側。
「もっと早く、一言だけでも話しておけばよかった」 その時抱いた後悔が、このブログの原点です。
デジタル遺品の整理は、決して機械的な「作業」ではありません。
残されたデータ、一つひとつを整理していくプロセスは、
亡くなった大切な人と向き合い、その想いを未来へ繋ぐための「最後の対話」だと私は信じています。
このブログがあなたの「処方箋」になれるように

「家族のあしあと」では、ITの専門家ではない「一人の家族」の視点から、以下のような情報を発信しています。
- 親や大切な人のスマホ・SNS整理術: 角を立てずに備える方法や、具体的な手続き。
- ペットのデジタル供養: 家族同然のあの子との記録を、一生の宝物にするバックアップ術。
- 死に向き合う心持ち: 事務的な手続きの裏側にある、心の痛みに寄り添うヒント。
高額な業者に頼らなくても、自分たちの手で、お金をかけずにできることはたくさんあります。
夜、ふと孤独を感じたときは、遊びに来てください。
デジタルの整理も、心の整理も、一人で抱え込むと重たすぎるものです。
このブログが、あなたとあなたのご家族にとって、明日へ一歩踏み出すための小さな「道標」になれば幸いです。
